佐藤信夫の断片的回想
カミギシヒロシさんとの出会い 3

カミギシヒロシ ≪A.I.R≫
2008、油彩、90.9×72.7cmまたカミギシさんは原初的な感性に満ち溢れ、よく神社、仏閣を見て廻ってはそこで出会った様々な仏像の様子を詳しく教えてくれます。インスピレーションも強く、歴史の深い場所に行くと何らかの気配を感じるということがよくあるそうです。そのような体験をモチーフとして作品を制作しているのでしょう。絵の背景にそれを感じることが時々あるので、似たような作品を何枚も制作するときは大変なこだわりがある場所なのだと思います。これからどのように進化していくのかとても楽しみです。
制作活動に精力的でありながら、同時に経済の動向にも敏感なカミギシさんは、ご自身のヴィジョンをしっかり持っています。今は企業にお勤めですが将来的には独立を視野に入れているようです。美術の話のみならず新しいビジネスプランを少々伺っており、独自の感性と明確な概念をお持ちのカミギシさんならば、必ずや成功すると確信しています。
(ギャラリー代々木通信03より)
