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三原等さんとの出会い 2

三原等さんとの出会い彼自身の作品は、大学時代から一貫して石版画を制作しています。サイズは比較的小品が多く、色は多色刷りからセピア、あるいはモノトーンまで手掛けています。どの作品にも魚が登場することが特徴です。言葉で説明するのは難しいのですが、画面の上部で輪になって飛び跳ねている様な感触です。それが全く関連性のない場面の背景に在っても、違和感が生まれないのが親しみを感じさせる理由であるかも知れません。場面は町の風景、バイクやクラシックカーなどの乗り物が山や海を疾走する様を主に描きます。恐竜や異星人などがその背景にポツンと現われている作品も多く見られ、過去から現在までの時間の流れが一つの画面の中に混在する姿が、作者の感性としてより強く見受けられます。イラストレーターとしての仕事と、個展のために制作した石版画が相克して、更に魅力的な作品が出来上がると確信しています。(続く)
(ギャラリー代々木通信04より)